2018.07.07
雨の日は読書
梅雨です。
晴れの日と雨の日、どちらが好きと問われれば、晴れと答えます。
でも、雨の日は、それはそれで嫌いじゃない。
雨の日、コーヒーを飲みながらソファでごろりと横になり、ゆったりと読書するのは至福の時間です。
まあ、現実は、3歳の娘が5分とそんな時間を与えてくれませんが…。
私、本が好きで、気になるものがあればAmazonのお気に入りにとりあえず入れておいて、機会を見ては書店などで中身を確認して買ったりしています。これは!という本はAmazonから直接購入します。
本好きであって、読書が好きかと問われれば、まあ嫌いではないです。
そんな調子で本を買うのですが、読むペースより買うペースのほうが断然早いため、家にはいわゆる「積ん読」と呼ばれる未読の本がかなり溜まってしまっています。
その中には少し変わった本もあります。
工芸青花という本です。
新潮社から出版されていて、年3回発行、1,200部限定、定価12,000円という破格の本です。1,200部のうち「青花の会」の会員に年3回送られ、残りが全国のギャラリーやカフェ、一部書店に割り振られていきます。一般の書店にはほとんど並ばず、Amazonでも取り扱いがありません。
装丁もかなり凝っていて麻布張りで内側が楮紙張り、そしてオールカラーという贅沢なつくり。
シリアル番号が押され、本の中に毎号必ず「古布」がついてきます。
私はとある書店でその存在を知り、そのこだわった装丁を見てひと目で気に入って、数日後には会員になっていました。
読み物としても楽しいのですが、パラパラと写真を見るだけでも楽しい本です。
雨の日、コーヒーを飲みながら工芸青花を楽しむのは至福の時間です。
もちろん、与えられた時間は5分ですが…。
増田