2019.09.27
ノースライト
お久しぶりの更新になってしまいました。
気づけば9月も終わろうとしていますね。
日中はまだ暑いですが、朝晩はだいぶ涼しく過ごしやすくなってきましたね。
読書の秋(由来を調べてみるとなかなか面白いです)なんていう言葉もありますが、
先日の3連休はタイトルにもあるように横山秀夫さんの『ノースライト』という小説を読みました。
建築士が主人公のお話で、
ブルーノ・タウトという建築家の人生を、ある程度史実に基づき物語の軸にしています。
(熱海にある旧日向別邸も物語に登場します。)
小さな設計事務所で働く主人公や登場人物の人間模様や設計という仕事についての描写、
設計を仕事にしている人たちの感情描写がとてもリアルで濃密に描かれているので、
なんだかフィクションとは思えない作品でした。
そしてプロポーザルをやりたくなります。
秋の夜長におすすめの一冊です。
山梨